私は、幼少期の頃から
鳥(セキセイインコ・オカメインコ・七草インコ・アサキボウシインコ)や手当てしていたスズメ、ハト、小動物(ハムスター多頭・リス・チンチラ)を絶えず家族の一員でした。
動物を絶やした事が1秒でもない家庭に育ちましたので両親には感謝しています。
そのお陰か、小動物も得意分野になりました。しかし、犬、猫は飼えませんでした。
その反動からか、私は今この職に就く事が出来たのかもしれません。
今は、犬2人、猫1人、人間(夫)に囲まれて暮らして居ます。ここからは、私がペットシッターになった経緯をお話したいと思います。最後まで読んでいただきましたら幸いです。
私が初めてペットシッターをやったのが小学3年生の頃でした(笑)
当時犬を飼うことが出来なかった私は、友人にその不満をもらしていると、その友人の親戚のワンちゃんのお散歩に誘ってくれました。中型犬のワンちゃんと友人とで多摩川でお散歩をする事が出来たのです。初めての経験で今でも当時の感動は、忘れもしません。
その親戚は小さなスーパーを営んでおり散歩に戻った際に、好きなお菓子を1個選んでお駄賃としていただきました。
これが私の初めてのペットシッターの経験になります。その頃、TVドラマでペットシッターのドラマをやっていました。
小学生だった私はそのドラマを見て憧れを抱いたのを覚えています。(その後、天職になるとは露知らず)
月日は流れ大人になり、私はペットシッターの仕事の存在を忘れていました。
一般企業に就き、某大手ペットショップの職にも就きましたが、何故か心が満たされません。
そんな中やっとペットシッターの仕事を思い出すのです。そうだ幼い頃憧れていたペットシッターになろう!
そしてゆくゆくは、開業しよう!と思い立ちまずは動物病院で修行しようと考えたのです。
運良く直ぐに働く事ができ獣医師と飼い主様の問診を聞いて受け答えしている獣医師の話しをも肥やしとし、生態の事は勿論、薬の学びや手術を間近で携わり様々な事を学びました。命の大切さを目の当たりにし、その経験が糧となり再認識する事となりましたので、動物病院での修行は正解でした。忙しい病院だったゆえに体力や頭がついて行くのがやっとでしたが、今でも動物看護師はやりたい仕事の1つです。
親戚にも看護師、保育士、幼稚園教諭が多いのでお世話する事を喜びと感じる血筋なのかもしれません。
私達は、ペットさんを選んでると思いがちですが、実はペットさんが飼い主様を選んでいるのでは?とも思います。
この運命的な出会いに最後まで寄り添い続けたなら、私たち人間にとっても幸せなことではないでしょうか。
ペットシッターを通して、私達シッターも大切なペットさんに選ばれて、出会ったならこんな幸せな事はありません。
社名の「ラピスpet」も私が社会人になり初めて家族となった愛犬ラピスの名前から付けました。
ラピスラズリの石の由来が「最強の幸運」なので全ての動物に幸福になってもらいたいとの思いで名づけました。当店では生態知識は勿論、真心を大切にお世話するようスタッフに指導しております。お客様の大切なご家族様(ペットさん)に選ばれるシッターを目指して。